音符ビッツ

音符ビッツとは

3つの音を覚える「フレーズ記憶法」

人間が簡単に記憶できるのは、2秒間で言えたり読めたりすること。
「音符ビッツメロディ」には、1枚のカードに3つの音符の玉が書かれています。
ト音記号の音符ビッツメロディは、全部で114枚。
3音ずつ覚える「フレーズ記憶法」は、一音ずつ覚えるよりも、ずっとやさしく覚えられます。

聴く、見る、動く、毎日1分の繰り返しから始まる「魔法」

毎日1分、五感をフルに活用し、脳の記憶回路を拡大する。

音符ビッツカードを手でめくりながら(動く)、CDに合わせて(聴く)、音符を見る(見る)、カードに描かれた音符の音程を歌う(発音)。この動作を毎日1分間繰り返します。
両手を使ってめくりながら歌うことが、「読譜力」「絶対音感」「テンポ感」「リズム感」を育てます。
音符ビッツで養われる脳力(能力)は、ピアノ演奏では、「初見力」「表現力」「想像力」などで大きな効果を発揮します。

「メロディ」「ハーモニー(和音)」
「リズム」3つの要素

音符ビッツ教材とは、「絶対音感」と「読譜力」を養うために、脳科学に基づいて考案された「カード式ソルフェージュ教材」です。右脳を刺激し、同時に五感を活用しながら、音楽の3大要素「メロディ・ハーモニー(和音)・リズム」を楽しく学びます。

学習法は年齢によって異なりますが、理想的な開始時期は、脳の神経細胞回路(シナプス)の生成が最も活発な生後8ヶ月前後です。赤ちゃんの脳は、生まれてすぐに急ピッチで成長を始めます。それぞれの感覚神経が最も成長する時期を『臨界期』と呼び、音楽を自然と習得することができる大切な時期です。
感覚器官の中で最も成長が早い聴覚は、言語を習得していく5歳頃までが『臨界期』と言われており、音楽を理解するより先に感覚として備わっていく時期になります。成長していくうえで、知的理解が発達すると、「考える」ことが先に立ってしまい、音楽に苦手意識をもつ可能性があります。また、小さいころから指先の感覚も刺激していくことで、脳のシナプスを十分に発達させることができ、結果として、豊かな感受性や手先の器用さを習得できます。
『臨界期』に、くりかえし学習(刺激)すればするほど、脳のシナプスの数は増え続け、反対に、学習(刺激)をやめれば成長はとまり、シナプスが消滅してしまいます。

赤ちゃんは首がすわる時期から、好奇心・探究心が育つ神経回路や、視聴覚機能が急速に発達するので、お子さんの無限の可能性を伸ばすためには、学習を始める時期が早いほどより効果的です。

メロディ

メロディ学習の教材は、1枚のカードに3つの音が描かれています。脳の仕組みから記憶のテクニックを紐解くと、人間が簡単に覚えられるのは、2秒間に言えたり読めたりすること。また、1音ずつ単体で覚えるよりも、3つの音を1つのフレーズとして覚えるほうが、すんなり頭に入りやすいのです。
ト音記号のカードは全部で114枚あり、スペシャルクラス以外は、基礎的な18枚を使用します。講師がテンポよくカードをめくりながら発音して復唱を促すことで、子どもたちは「見る・聴く・唱える」を繰り返して記憶を強化し、脳内シナプスをどんどん増やしていきます。

ハーモニー(和音)

和音教材は、三和音が描かれたカードと、果物のカードで構成されています。
音符ビッツでは、ドミソは「りんご」、ドファラは「みかん」、シレソは「ぶどう」と、ハ長調の主要三和音を果物に例えて覚え、ピアノで鳴らした三和音を、果物のおもちゃやカードを使って選んだり、お買い物ごっこのように遊んだりしながら、繰り返し聴いていくことにより、自然に体に入っていきます。

リズム

リズム学習の教材は、「音の長さを表す音符」と「音のない時間を表す休符」が描かれたカードと、動物たちの絵が描かれたカードで構成されています。
音符ビッツでは、各音符の長さを動物の鳴き声に置き換えて、楽しくリズム打ちをトレーニング。例えば、四分音符=犬のカードで「ワン」、二分音符=羊のカードで「メーエー」というように、絵合わせカード遊びの感覚で、音符・休符は種類によって長さが異なることを理解します。
また、リズムに合わせて歌ったり、歩いたり、楽器を鳴らしたりと、身体を使ってリズム表現を学ぶ時間も大切にしています。

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